キャンペーン金利3%に騙されるな
さっき某赤い銀行に行ってきたんですよ。もろもろの手続きをするために。
手続き自体はすんなり終了して、帰る段になったら投資信託を勧められたんですね。口座自体はあるけど銀行の投資信託は手数料も高いというイメージもあり全く使っていなかったんですけど。
パンフレットを見せながら窓口の人が言うには、「投資信託と同じ金額の定期預金をすれば3%です」とのこと。
え、銀行の定期預金って年利3%ももらえるの?と思った人は要注意です。いまの赤い銀行の定期預金の金利は0.01%/年です。
それが投資信託と同額の定期預金をするだけで30倍もの金利が付くのか?確かに銀行窓口で投資信託を購入すると手数料が高いので、その分定期預金の金利が上がっている、と考えることもできます。
でもそんなわけはありません。この3%のキャンペーン金利は3か月間だけ有効なんです。4か月目以降は0.01%の金利が適用されます。なので実質的には年利3%ではなく、この金利の1/4しか利息は付きません。ざっくり言うと年利は0.75%しかありません。それでも通常の定期預金の金利よりかは圧倒的に高い!と感じるかもしれませんがあくまでも3カ月だけですからね。
最近、こう言うキャンペーン金利で釣る銀行が多いような気がします。母もなんだかよくわからずに「キャンペーン金利です!」って言われて定期預金にしてしまったり。
こう言う「金利○%キャンペーン」って言う場合には、ちゃんとその金利が適用される期間と、実質的な年利も書いておいて欲しいですね。金利適用の期間はかなり小さな文字で書いてあるけど。
超低金利な世の中、金利3%の定期預金なんて美味い話はないってことですね。くれぐれも注意しましょう。