人生一度は骨折した方がいい
こんにちは、アラフォーおじさんです。
大晦日に足を捻り、捻挫かとタカをくくっていたら見事に骨折しておりました。
そんなわけでそろそろ骨折をしてからひと月が経とうとしています。
経過は順調で先週病院に行ったら骨にずれなどはなくこのままいけば問題ないでしょうとのこと。来月中旬くらいには松葉づえもいらないくなるはず。
後もう少しで通常生活に戻れそうです。以前、足の裏を手術したときは車いすから松葉づえだったのですが、松葉づえの状態の時にはほぼ完治していたので片松葉の状態でした。
今回は普通に松葉づえを使っているので、当たり前の話ですが両手がふさがっている状態です。
なので買い物がとにかく面倒くさい。カゴも持てないし、帰りにビニール袋をぶら下げているとものすごく邪魔。松葉づえにガンガン当たります。
ほんとどうやって買い物とかすればいいんだろ。
かなり面倒な松葉づえ生活ですが、いいこともあったりします。
それは色々な方に声をかけてもらえること。
電車に乗っていれば優先席を譲ってくれますし、エレベーターもボタンを押しておいて貰えます。なので松葉づえ生活になってから「ありがとうございます」と言う機会がやたらと増えました。
この一ヶ月で今までの人生と同じくらい、というのは大げさですが、とにかく「ありがとうございます」と言う機会は増えました。
まあ大したことじゃないですけど、人に親切にされることは嬉しいですし、それに対して「ありがとうございます」と言うのも悪くないものです。
そして席を譲ってくれる人は30代から40代のおっさんが多い!自分がその年代のおっさんだからかもしれませんけどね。しかも譲り方がカッコいい。有無を言わさず譲ってくれる感じです。
僕が優先席付近にいると、立ち上がってきて「どうぞ」と声をかけたまま隣の車両に移ってしまう。こちらが「大丈夫ですよ」と言う隙すら与えない。やはりおっさんはカッコいい。
それにしても松葉づえ生活にならなければ、これだけ人に親切にされることもなかったかもしれないし、松葉づえ生活が本当に不便なことも分からなかったでしょう。
機会があれば一度骨折してみると色々と見えてくるものがあるかもしれないですね。